私の実績ページでも紹介している、売上をアップさせたクライアントの多くは、ブログを活用しています。
ブログのおかげで新規顧客獲得に成功したといっても過言ではありません。
なぜブログで売上を大幅アップできたのか、ブログ集客方法のコツと効果について詳しく事例も交えて説明します。
ブログが効果的な理由
ブログが効果的な理由は主に2つあります。
ブログはSEOに強い
ブログは、記事を継続的に追加し、多くのキーワードに対して上位表示を狙えるので、SEOに強いです。
多くのキーワードで上位表示を果たせば、アクセス数もその分大きくなっていきます。
私のクライアントでは例えば、3ヶ月でPVが2倍、10ヶ月でPVが10倍など、大きくアクセスを伸ばしています。
私のサイトも更新記事数は多くありませんが、SEOの検索順位とPV数を順調に伸ばしています。
2015年1月は全く更新していないにもかかわらず、PV数が順調に伸びています。
適当な更新では、SEOに強いブログには育たないので、どうすればSEOに強いブログに育つのか、先を読み進めて参考にしてください。
インバウンドマーケティングができる
インバウンドマーケティングとは、広告や営業(アウトバウンド)ではなく、お客様から自分たちの商品・サービスを見つけてもらい、行動してもらうマーケティング施策です。
このインバウンドマーケティングという手法は、最近注目度が高まり、取り組む企業が増えています。
今の消費者は、インターネットで情報を調べられるようになり、以前より多くの知識を持っています。
さらに、広告が増え、簡単に信用して購入することが無くなりました。
そのため、企業から消費者に、役に立つ情報などを届け、信頼感を得た後で、商品・サービスを知ってもらい、消費者からアクションを起こしてもらう、というプロセスが有効なマーケティング施策の1つとして取り組まれています。
ブログの設計
どのような形式のブログにすべきかについて説明します。
どんなブログサービスを使うべきか?
ブログは、以前はfc2ブログやアメブロが流行していました。
現在は無料ブログよりも、自分でドメインとサーバーを契約し、ブログを運営している人のほうが多くなってきています。
※お勧めのドメインとサーバーはこちらを参照
無料ブログではなく、自分で運営するブログを持つメリットとしては、広告バナーが表示されない、いきなりアカウント停止されるリスクがない、SEOに強い、などが挙げられます。
無料ブログよりも自分でブログを運用したほうが、長期的に大きな成果を出せるので、私は、wordpressを使ったブログ集客をお勧めしています。
ブログの形式は2カラムがお勧め
以前は、3カラムも流行していましたが、最近はほとんどが2カラムです。
デザインの流行もあるでしょう。
スマホやタブレットからのアクセスが増えているため、3カラムの意味が無くなりつつあると感じます。
2カラムであれば、レスポンシブデザインでもサイドバーをメインの下に配置すればいいだけなのでシンプルです。
※最近は1カラム型も増えてきていますね。
スマホで見る人が増えていて、ジャンルによっては9割スマホから見られているサイトも増えてきています。
1カラムの場合は、グローバルナビ・記事下・フッターなどに案内や紹介などを入れるとビジネスとして活用できるものになります。
ブログの更新内容を決める
ブログは、日記のような内容を書き続けても意味がありません。
なぜなら、芸能人や有名人以外の日々の暮らしを一般の方が知りたいとは思わないからです。
人間性を伝えることで、信頼感が生まれる可能性もありますが、それが日記である必要はありません。
日記は、SEO上もメリットはないので、たまに書くくらいがお勧めです。
では、どんな内容が良いのか?
あなたの商品・サービスに関連する情報で、見込み客が知りたいことを記事にしましょう。
ブログの内容のターゲットは、見込み客です。
見込み客に興味を持ってもらえる有益な内容を更新していくと、見込み客が次第に集まってきます。
キーワードの選び方
キーワードは、見込み客が検索しそうなキーワードを選びましょう。
あなたの商品がダイエットサプリなら、ダイエットに関連するキーワード(例:「ダイエット 食事」「やせる食事」「減量方法」など)を選びましょう。
幅広いジャンルを扱うブログ(例:広告で収益を得るモデル)なら、様々なキーワードを入れて問題ありません。
しかし、そうでなければ、見込み客にならないユーザーを集めても、売上アップにはなりません。
そのため、キーワードは、見込み客が検索するものをまずは対策することが大切です。
キーワードをタイトルに入れる
選んだキーワードはタイトルに入れましょう。
タイトルとは、htmlソースコードの「」の中に入っている言葉のことです。
通常は、ページ毎に別々の「」が設定されています。
※ページ毎に「」が設定されていないサイトもありますので、注意して見ていきましょう。
設定されていない場合は、サイト制作者に依頼して、設定してもらってください。
この「〜」の中にSEOで狙うキーワードを入れましょう。
例えば、この記事のタイトルは、「売上とSEO順位が大幅アップ!ブログ集客方法のコツと効果」です。
タイトルは、34文字以内がお勧めです。
コンテンツの作り方とコツ
ブログのコンテンツ(内容)は、選んだキーワードに沿ったものにしてください。
そのキーワードを検索する人が知りたい内容を考え、コンテンツにしていきます。
そのときは、知っておいたほうが良さそうな情報を入れてあげたり、
自分の伝えたいことを伝えるために、文章を展開していったりしても大丈夫です。
まずは、ユーザーの知りたいことを伝えてあげましょう。
そのとき、段落分けと小見出しを付けると、論理展開も明確になります。
ユーザーも読みやすいだけでなく、見やすいので、最後まで読み進めてくれます。
難解な文章は好まれないので、平易な文章を心がけてください。
ブログの書き方
先ほども書いたように、段落分けして小見出しをつけると、読みやすくなります。
さらに、太字・赤字・改行などの簡単な装飾を付けてあげましょう。
メリハリがあると、読みやすいです。
図・写真・動画など視覚的に説明できる場合は、
視覚情報も入れるようにしてください。
SEOによる検索順位アップとアクセス増加(事例付き)
ブログは、続けることが大切です。
継続的に行うことで、様々なキーワードで上位表示し、アクセスが右肩上がりに増えていきます。
事例を紹介しながら、ブログでSEOによる検索順位アップとアクセス増加を達成するためには、どんなことをしたらよいのか説明します。
1年で勝手にキーワードが上昇した事例
この図は、私が運営する別サイトのメインキーワード検索順位が推移する様子です。
このブログでは、1年間記事は増やしていませんが、検索順位が徐々に上がってきて、アクセスも伸びていきました。
他のサイトより、良質な情報・ユーザーがほしい情報を伝えたことで、このようなことが起きています。
※この事例では行っていませんでしたが、更新・記事追加ができるならしたほうがいいです。
直帰率5%以下を達成した事例
この図は、別のサイトのGoogleアナリティクスのキャプチャ画像です。
※BtoBビジネスを行っているサイトなので、土日にアクセスが落ちています。
どのくらい訪問ユーザーがサイトを見ているのかもSEOでは重要です。
ユーザーにとって良いサイトは、しっかり読まれています。
あなたの検索行動を思い出してみてください。
検索してほしい情報がそのサイトになかったときは、すぐに「戻る」ボタンで戻ってきて、他のサイトを見たのではないでしょうか。
ユーザーにしっかり読まれているかどうかは、いくつかの指標を見れば分かります。
※Googleアナリティクスを使っていない人は、自分のサイトに導入して、チェックできるようにしておきましょう。
【ページ/セッション】
1セッションあたり、何ページ見られているかが分かります。
Googleの説明を参考にすると、セッションとは・・・
セッション数は、サイトを訪問したすべてのユーザーにより開始された個々のセッションの数を表します。ユーザーがサイトで 30 分以上操作を行わなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションと見なされます。サイトを離れたユーザーが 30 分以内に同じサイトに戻ってきた場合は、同じセッションとして扱われます。
引用先:https://support.google.com/analytics/answer/1257084?hl=ja
例えば、一度訪問してきたユーザーが検索結果に戻って、再度このサイトにすぐ訪れたら、1ユーザーかつ2セッションになります。
「ページ/セッション」が多いことは、サイト内に他にも気になる記事があったり、このブログや運営者に興味をもって他の記事も見てみようと思って巡回したりしている、証明です。
「『ページ/セッション』を増やす」=「サイト内の回遊率を上げる」施策も行っていきましょう。
ただ、ユーザーがサイト内で迷って「ページ/セッション」数が上がっていることもありますので、そうでないかどうかは自分のサイトを見てチェックしてください。
※ホームページでは迷っていることも多いと思いますが、ブログ内で迷うことはあまり無いと思われます。
【平均セッション時間】
平均セッション時間では、どのくらいの時間サイトを見ているのかが分かります。
ユーザーにとって興味がある情報が充実していれば、自然とセッション時間は長くなります。
Googleの説明を参考に正確に、「平均セッション時間」の意味を説明しておきます。
平均セッション継続時間は、すべてのセッションの継続時間(秒単位)の合計をセッション数で割った値となります。
引用先:https://support.google.com/analytics/answer/1006253?hl=ja
平均セッション時間が長いほうが、ユーザーにとって役に立つ情報が存在しているサイトだと、Googleは判断するでしょう。
そして、そういったサイトのページが上位表示します。
【直帰率】
直帰率では、訪問ユーザーがどのくらい他のページも閲覧しているのかが分かります。
直帰率についても正確な意味をGoogleで確認しておきましょう。
直帰率とは、1 ページしか閲覧されなかったセッション(ユーザーが閲覧を始めたページから他のページに移動することなくサイトを離脱したセッション)の割合です。
引用先:https://support.google.com/analytics/answer/1009409?hl=ja
よく勘違いされている方がいますが、「直帰率が高い」=「訪問ユーザーがページを読んでいない」ではありません。
1ページしか見なかっただけで、そのページに書いてある情報で満足している場合もあります。
ページの内容やデザインが悪いせいで、直帰率が高いのかどうかは、「平均セッション時間」の数値も参考にして判断してください。
ブログでは、直帰率を改善し、下げるための工夫を行っていきましょう。
関連記事を表示させたり、参照情報としてサイト内の別ページを紹介したりする方法があります。
ソーシャルメディア対策
以下のような経験はないでしょうか。
・友達がFacebookの「いいね!」を押して、そのブログ記事が自分のタイムラインに表示された。
・ブログ記事のツイートがたくさんリツイートされていて、面白そうだったので読んでみた。
・そのブログ記事がはてブで人気エントリーに入っていたので読んだ
ソーシャルメディアをあまり利用されていない方もいますが、利用している方は上記のような行動を起こすことがあります。
ソーシャルメディアの対策を行うことで、検索エンジン以外からの訪問経路を充実させることができ、アクセス数が伸びます。
ソーシャルメディアでたくさん共有されていることは、SEO効果もあります。
最近は、SEOよりもソーシャル経由のアクセスのほうが多いブログも多くなっていますので、ソーシャルメディア対策にも力を入れていきましょう。
売上をアップさせるために忘れてはいけないこと
あなたは何のためにブログを運営していますか?
もちろん、PV数を伸ばすためではなく、売上をアップさせるためですよね。
※ここでは、趣味や日記のためではなく、ビジネスのためにブログを運営している人を想定しています。
ブログを運営していると、PVが目標になってしまっている方がいますが、
費用対効果を考えながら、売上を上げることを目標にブログを運営していく必要があります。
無闇にPV数を伸ばそうとしても、売上は上がりません。
そうなると結局、費用対効果が合わないということで、ブログ運営が終焉を迎えてしまいます。
売上を行うために行うべきことを説明します。
ゴールを明確にする
何で売上を作るのか、ブログから何につなげるのか、そういったゴールが不明確なまま運用されているブログが企業であっても意外とたくさんあります。
ゴールから逆算することで、ブログ運営も明確になります。
何をゴールにするのか、そのゴールはブログ運営にそれだけのコストをかける価値があるのか、運営前にある程度の計画数値は立てておきましょう。
商品・サービスの紹介ページを作る
商品・サービスの紹介ページを別途作っておきましょう。
ブログで簡単に説明しただけでは、購入されません。
ブログはあくまでブログです。
見込み客のアクセスを集めるために活用しましょう。
コーポレートサイトのサブディレクトリ配下に、ブログを置いている企業が多いように思います。
効果を測定する
ブログのユニークユーザー数・ページビュー数・商品ページの訪問数など、数字を計測してください。
効果測定があまいと、適当にブログを続けがちです。
ブログを運営するためには、人件費や外注費もかかっているでしょうから、その投資を後で回収しなければいけません。
そのためにも効果測定を行いましょう。
改善を続ける
コンテンツやデザインの改善を続けながら、様々な測定数値が上がるように工夫していきましょう。
その改善が、SEOにも役立ちます。
Googleアナリティクスだけでも十分な解析が可能です。
「もっと分析を行いたい」という方は、ヒートマップサービスを使って、記事やサービスページがどこまで読まれているのか、どの部分がよく読まれているのかまで、分析してもいいと思います。
まとめ
ブログのゴールは何なのか、もう一度振り返って、今後のブログ運営を考えていきましょう。
ブログで集客することはできます。
ただ、そのためには、様々な工夫が必要です。
この記事を読んで、ブログの集客に役立ててください。