内的SEO施策チェックリスト10個(初心者でも分かる!サイト内部対策はどうするのか?)

内的SEOとは、サイト内部にSEO(検索エンジン最適化)を施すことです。

SEOでは、外部のサイトから被リンクを当てるなど、
様々なことが言われ、実践されていますが、
内的SEOが計画的にされていないと、上位表示はほとんど無理と言っても過言ではありません。

具体的にどのような点を内的SEOとして押さえるべきなのか、説明します。

1.titleタグをページ毎に設定する

意外と多いのがこれです。
デザイナーの方がSEOを理解していないのが原因だと思われますが、
新しいページを作るときにtitleタグがその個別ページに設定されていないサイトが多数あります。

今までSEOの依頼をしている人のサイトを見ている限りだと、かなりの確率で当てはまります。

2.titleタグの中にキーワードを入れる

SEOをする上で、キーワードがタイトルに入っていないとGoogleがそのページ内容を、そのキーワードに関連するページだと、認識してくれません。

ライバルが弱い場合は、それでも上位表示されている場合がありますが、タイトルの中にキーワードを入れることは必須です。

さらにキーワードはなるべくタイトルの中で、左側に入れましょう。

3.h1タグを設定し、キーワードを入れる

titleタグだけでなく、h1タグも個別ページに設定するようにしましょう。
h1タグにもキーワードを必ず入れるようにしてください。

h1タグとは、見出しタグの中で一番上位のタグです。
そして、h1タグは1ページに1つだけです。

4.見出しタグを正確に並べる

h1タグの次は、h2タグ・h3タグと続きます。
h2タグ以降は、1ページに複数あっても構いません。

ただ、重要さの順序に従って、タグを並べてください。
ページ中の小見出しは、h2タグがいいでしょう。

5.内部リンク

ユーザビリティを上げることを第一目的として内部リンクを充実させましょう。
バナーリンクやグローバルナビなど、ユーザーに分かりやすい形にしましょう。

サイトを使っていて、どこに何があるのか分かりづらいサイトも意外とあります。
ユーザーの探しているものが探しやすい設計をしてください。

同じページの中で、何ヶ所か同じ案内があっても問題ありません。
ユーザーが迷わないようにしましょう。

6.読み込みを早くする

画像を軽くしたり、サーバーを変えたりと様々な方法がありますが、
自分でサイトをPC・スマホ両方からアクセスして、どれくらいのスピードで表示されるのか確認してください。

少しでも遅いと感じたら、改善が必要です。
一般ユーザーは、そこまでゆっくりと待ってはくれません。

表示が遅いサイトは、ライバルにユーザーを奪われてしまうでしょう。

7.重複を防ぐ

「http://abc.com」と「http://www.abc.com」の両方でドメインがそのまま表示され、アクセスできてしまうサイトがあります。
これはGoogleに重複コンテンツとして見なされ、ペナルティを受ける可能性がありますので、どちらかに統一するようにしてください。

統一化は、簡単な作業で行うことができます。

8.パンくずリストを作る

パンくずリストとは、童話「ヘンゼルとグレーテル」の中で主人公が道に迷わないように、
パンくずを道に落として目印をつけたことが名前の由来です。

このサイトでもヘッダーの下に表示されています。
パンくずリストは、ユーザーがサイトのどこにいるのか分かりやすくなるだけでなく、内部リンクの充実にもつながります。

9.3階層構造にする

大規模サイトだと難しい場合もあるかもしれませんが、3階層までの構造にしましょう。
そうすることで、Googleのクローラーが回りやすくなります。

他には、ユーザーがサイト全体を回りやすくなるというメリットもあるでしょう。
サイトの中で、深く探さないと辿りつけない設定は、ユーザーに不便さを感じさせます。

10.コンテンツ量を多くする

ある程度のコンテンツ量は必須です。
少なすぎると上位表示は難しいので、詳しく説明したページを増やしたり、ブログを付けたり、と工夫しましょう。

ページが増えていく更新タイプのサイトにすれば、SEOにも良い効果があります。
ディレクトリを切って、下にブログを付ける方法もあります。

まとめ

細かく区切れば、もっと多くのチェック項目がありますが、基本的な10個を挙げました。
これらは、できるだけ押さえるべき、というより必ず押さえるべきことばかりです。

自分のサイトで出来ているか、確認するようにしてください。